今回は精神科医、樺沢紫苑先生のインプット大全(サンクチュアリ出版)を紹介します。アウトプット大全と一緒に活用していただければさらに学び効率が最大化されるでしょう。限られた時間で良質な学びを手に入れたい方、必見です。
みんなの評判は?
樺沢紫苑先生の著書で前評判MAXイイ感じのインプット大全が今届きました!
— せきつば (@tsubasa28335) July 27, 2019
1年前に発売して40万部以上の大ベストセラーのアウトプット大全と一緒に本書の内容を実践すれば、かなりの自己成長でしょう!
今から読むのが超楽しみです!
ツーショットカッコイイ!#インプット大全#アウトプット大全 pic.twitter.com/cQhmVMXn0J
これまでアウトプットが中心だったので、新たな学びがたくさんあった。
— tukasa@読書垢 (@tukasa65650349) November 25, 2020
質のよいアウトプットをするためには質のよいインプットが必要。
やっぱり樺沢さんの本は学べるものがたくさんある。#本 #読書 #読了 #成長 #インプット #アウトプット #樺沢紫苑 #記憶 #脳 #精神科 #海馬 #インプット大全 pic.twitter.com/EnA3kLJYDB
やはり樺沢先生の書籍の評判はかなりいいと思います。
インプット大全はこんな人におすすめ!
1・自己成長したい人
2・インプットの能力を高めたい人
3・効率的にインプットする方法を知りたい人
4・いつも忙しくしている人
著者の樺沢紫苑さんとは?
樺沢紫苑(かばさわ しおん) 精神科医、作家、映画評論家1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。札幌医大神経精神医学講座に入局。大学病院、総合病院、単科精神病院など北海道内の8病院に勤務する。2004年から米国シカゴのイリノイ大学に3年間留学。うつ病、自殺についての研究に従事。(以下省略)
https://kabasawa3.com/blog/yyiyoyyeiaci
樺沢紫苑先生はTwitter、YouTube等でも活動してますので興味持たれた方ぜひ検索してみてください!
インプットとは?
インプットとは、「読む、聞く」ということです。本や人、インターネットなどで情報を入力、吸収することです。細かく言えば仕事の資料を読む、メールをチェックするのもインプット。インプットとは別にアウトプットがあります。アウトプットとは、「話す、書く、行動する」ということです。
われわれは「情報爆発時代」でかなりの時間をインプットに費やしています。日々大量の情報をインプットしているのに、得た情報を活用できていない。インプット術を理解すればあなたの生産性アップに貢献するでしょう。
学びを最大化させるためのインプットの手法がまとまった一冊
本著の内容をまとめると以下の二点に集約されます。
- インプットは「量」よりも「質」
- アウトプットを前提(=AZ)にしたインプットが重要
我々は、常に知的好奇心にさらされ、多くのインプットの機会を無意識に獲得しています。しかしその多くは、「学んだつもり」になっていると感じている人は多くいることでしょう。
その原因は何なのか、その対処法は?こうした悩みに答えてくれるのが、今回の「インプット大全」です。
インプットの基本法則
1.インプットは「量」より「質」を重視
次のうち、自己成長するのはどちらか?
A.月に一冊ホームラン本を読む人
B.月に10冊三振本を読む人
ホームラン本とは、非常に気づきと学びが多い、座右の書にしたい密度の高い本。三振本とは、たいした学びが得られない内容の薄い本。
答えはA。内容の薄い三振本をたくさん読むよりも、本当に自分にとって必要で、「気づき」や「TODO(すべきこと)」をたくさん得られるホームラン本を1冊しっかり読み込んだ方が自己成長は大きい。
2.「アウトプット前提」でインプットする
例えばあなたに海外出張(ニューヨーク視察)に行ってもらいます。上司に「帰ってきたら、全社員の前で一時間の視察報告会をしてください」と言われたら?プレゼンで使うための写真、関係者のインタビューでメモを取り、資料を集める。記憶に残そうとして、記憶に残る。
なぜ「アウトプット前提」にすると、記憶に残りやすくなるのか?
それは心理的プレッシャーがかかり、緊張状態に陥ると脳内物質ノルアドレナリンが分泌されるから。
ノルアドレナリンが分泌されると集中力が高まり、記憶力、思考力、判断力が高まる。
アウトプットを前提にインプットするだけで圧倒的に記憶に残りやすくなる。
他にも、「科学的に脳に残る本の読み方」、「学びの理解が深まる話の聞き方」、「最短で最大効率のインターネット活用術」など有益な情報盛りだくさんです。
終わりに
結局はインプットで一番大事なのは「アウトプット前提」ということです。「インプット大全」はアウトプット前提としたインプット術、「アウトプット大全」は行動することで現実世界を変えるアウトプット術。インプットとアウトプットを表裏一体のものとして理解し、実行することで学びの効率化、結果に変えられるとおもいます。
- インプットは「量」よりも「質」
- アウトプットを前提(=AZ)にしたインプットが重要
この2点を中心にして、「科学的に記憶に残る本の読み方」「学びの利かいが深まる話の聞き方」「最短で最大公立のインターネット活用術」など、具体的なメソッドが80種も紹介されています。
明日から即実践できるような内容ばかりで、イラストも交えて非常に分かり易く説明されている一冊に仕上がっており、多くの忙しいビジネスマンにとっては非常に読みやすい本となっています。
知的好奇心は誰しもの心に眠っている感情です。いくつになっても学びを辞める人はいません。より多くの学び、インプットをしていきたいと考えている人にはおススメの一冊となっています。
興味の湧いた方、ぜひ読んでみてください。
