精神科医、樺沢紫苑先生のアウトプット大全(サンクチュアリ出版)。書店のベストセラーコーナーで見かけたことある方も多いと思います。
幼稚園、小学校、中学に高校大学、我々大人は教育の場でいろいろ学んできました。社会人になった今でも日々学び、経験として生かしていきます。
そんな中で、もっと効率的に覚えたい、自分なりに勉強しているのになかなか身についていない。皆様経験あると思います。そんな皆様に是非おすすめしたい本が樺沢紫苑先生のアウトプット大全です!!
みんなの評判は?
樺沢紫苑先生の著書で前評判MAXイイ感じのインプット大全が今届きました!
— せきつば (@tsubasa28335) July 27, 2019
1年前に発売して40万部以上の大ベストセラーのアウトプット大全と一緒に本書の内容を実践すれば、かなりの自己成長でしょう!
今から読むのが超楽しみです!
ツーショットカッコイイ!#インプット大全#アウトプット大全 pic.twitter.com/cQhmVMXn0J
#今日の読書 #樺沢紫苑 先生の #アウトプット大全
— なりせっちょ (@nariseccho) November 26, 2020
アウトプットが人生を変える。
約270ページの中に、80個のアウトプット方法が紹介されたベストセラー本📚
様々なアウトプット術(書く、話す、行動する)が学べて、イラストもあり、とても読みやすい一冊でした😌
自分ももっと行動するぞー‼︎ pic.twitter.com/5qkzQUfPSA
2018年出版の本ですが、2020年11月現在でも高評価!
アウトプット大全はこんな人におすすめ!
1・自己成長したい人
2・仕事や勉強の成果をもっと出したい方
3・人間関係を改善したい方
4・ストレスや悩みを減らしたい方
著者の樺沢紫苑さんとは?
樺沢紫苑(かばさわ しおん) 精神科医、作家、映画評論家1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。札幌医大神経精神医学講座に入局。大学病院、総合病院、単科精神病院など北海道内の8病院に勤務する。2004年から米国シカゴのイリノイ大学に3年間留学。うつ病、自殺についての研究に従事。(以下省略)
https://kabasawa3.com/blog/yyiyoyyeiaci
樺沢紫苑先生はTwitter、YouTube等でも活動してますので興味持たれた方ぜひ検索してみてください!
そもそもアウトプットとは?
アウトプットとは、樺沢先生曰く、脳の中に入ってきた(入れたこと)を脳の中で処理し、外界に出力することです。アウトプットとは、話す、書く、行動する。それとは別にインプットがあります。インプットとは、読む、聞く、ということです。
簡単に言えば読書をする(インプット)。その感想(内容)を誰かに話す(アウトプット)。
教科書を読む(インプット)。問題を解く(アウトプット)。
ここで大事なのは、アウトプットを意識すると学びを結果に変えられるのです!
みなさまは勉強したこと、大事なことを忘れたくないこともあると思います。インプットだけだとなかなか覚えられないのです。
アウトプットは自己成長に繋がる!
例えば、「月3冊読書をする人」と、「月10冊読書をする人」だとどちらが成長するでしょう?ほとんどの方は「月10冊」だと思うでしょう。しかし、それは間違いなのです。どれだけインプットしても、自己成長には繋がらないのです。
人間の脳は使わない情報は忘れる機能があります。2週間に3回使う情報は大事な情報で脳に記憶されます。使われない情報は忘れます。1か月前に食べたランチ、覚えてますか?
おいしいレストランだったらみんなに教えてあげて、覚えてます。おいしくなかったら教えることもなく、忘れていると思います。
2週間に3回使う情報は大事な情報で脳に記憶されます。ここを意識すると自己成長に繋がります!
アウトプットの基本法則!
基本法則1 2週間に3回使った情報は長期記憶される。どれだけインプットしても、使わない情報は忘れます。
基本法則2 出力と入力のサイクル「成長の螺旋階段」インプットとアウトプットを繰り返す。どんどん家族に話しましょう。
基本法則3 インプットとアウトプットの黄金比は3:7。 現代では7:3です。インプットが多い時代なのでアウトプットが7になるように話す、書く、行動するを意識しましょう!
基本法則4 アウトプットの結果を見直し、次に生かす。やりっぱなしでは成長につながりません。成功したら、成功した理由、失敗したら失敗した原因。見直し、反省、改善も意識しましょう。
アウトプットを80項目で説明
本書は、実に80もの切り口からアウトプットの価値について説明しています。
この項目1つに対し、ほぼ見開きページで簡潔にまとめてくれている(たまに3ページ目がある)ので、非常にわかりやすいです。
また、80項目に細分化されているので、まずは「自分に合うやり方だけを選んで実践していく」、「少しずつ取り入れてみる」というのがいいと思います。
大事なのは「基本法則」と「トレーニング」
本書はアウトプットについて80項目に分けて説明していると書きましたが、この80項目を4グループに分け、最後にTRAININGの項目を付加して全5章の構成をとっています。
その5グループとは、下記です。
- RULES(基本法則)
- TALK(話す)
- WRITE(書く)
- DO(行動する)
- TRAINING(トレーニング)
とにかく重要なのは、第1章のRULES(基本法則)と第5章のTRAINING(トレーニング)ですね。
第1章を読むだけでも、アウトプットがいかに重要で価値があるかということがわかります。
ここではどういう方法で勉強をしたら、もっとも効率的に結果に繋げられるのかということが科学的・理論的に説明されています。
「アウトプットについて」インプットする章です(ややこしくてすみません)
そして、第5章を読むことで、「まずどういう行動を起こすべきか」が具体的にわかります。
ここが大事です!
方法論だけで終わっていないところが「アウトプット大全」たる所以ですね!
とはいえ、2~4章はテクニック的な側面が強く、分量もとても多いです。
まずは「自分に合いそうだな」と思ったところから少しずつ生活に取り入れてみる、というのが良いでしょう。
終わりに
アウトプットを意識すると自己成長に繋がることを理解していただけたと思います。実はアウトプット(話す、書く)はコミュニケーション術でもあるのです。アウトプット大全を読み、「非言語的コミュニケーション」、「褒める、叱る」などのアウトプットコミュニケーション術を活用すればあなたの人間関係は飛躍的に改善します。アウトプット術を使えばあなたの魅力、能力は周りの方に伝わり、適切な評価を受け、信頼され、ストレスも減るでしょう。
興味の湧いた方、効率よく成長したい方、なかなか自己成長感じられない方に是非おすすめしたい一冊です。
猪太郎のブログもアウトプットの一環です!みなさま一緒に成長していきましょう!!
