誰もがすぐに実行できる「伝え方の技術」をまとめた、佐々木圭一さんのベストセラー本「伝え方が9割」(ダイヤモンド社)。シリーズ143万部を突破しています。そしてこのほど、「伝え方が9割」単独で100万部突破を成し遂げました。今回はこの本の感想を書こうと思います。
みんなの評判は?
同じ内容でも伝え方次第で
— たかち (@Ta_and_To) November 23, 2020
受け手の心情が180度変わるから
誇張した言い方だけど
ほんと「伝え方が9割」だと思う
送り手にも色々事情あるけど、、
伝え方考えたら、巡り巡って
自分を守ることになるのよね
友達の家でサクッと読めた!
— 木村直貴@元引きこもりから年商2億 (@kimura__Honne) November 22, 2020
まんがでわかる伝え方が9割
•強いコトバを作る魔法のレシピが手に入る
•コトバをパーツで見る事で強くできる!
•伝えたいことの前に置くだけで効果倍増!
伝わらなかったというのは、
言ってないのと同じ。
無意識で使うか、意識して使うかで
結果は大きく変わる! pic.twitter.com/be9UUTDYRT
漫画でわかる、伝え方が9割も同じシリーズです!
こんな人におすすめ!
1.コミュニケーションに自信のない方
2.文章を書くことが苦手な方
3.伝え方が下手なのかもと薄々気付いている方
4.意中の誰かをデートに誘いたい方
著者は?
佐々木 圭一(ささき けいいち) 1997年、博報堂に入社[1]。コピーライターに配属。その後コピーの法則を発見[2]。カンヌ広告祭金賞を受賞[1]。作詞家としても活動。2005年-2007年には、広告クリエーター、リー・クロウのもと米国でインターナショナルな仕事に従事[1]。2013年、コピーライターとして培ったノウハウを、『伝え方が9割』(ダイヤモンド社刊、2013年)として出版。同年末に博報堂を退社。クリエイティブ・ブティック 株式会社ウゴカスを設立。コピーライター、クリエイティブ・ディレクター以外に、講演会の講師やテレビのMC・出演を行っている。2013年に発刊された『伝え方が9割』は【3年連続ビジネス書年間ベスト10入り】(2013年〜2015年。トーハン調べ)[3]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E3%80%85%E6%9C%A8%E5%9C%AD%E4%B8%80
佐々木圭一さんの著書はほかにもたくさんあります。興味のある方は検索お願いします。
伝え方にも技術があった!
たとえば好きな人がいたとします。相手は自分に興味がないとき、何と言ってデートに誘いますか?
1、「デートしてください!」
2、「驚くほどおいしいパスタのお店があるんだけど、一緒に行かない?」
1はストレートすぎて、断られる可能性大です。興味ないのだから。2であれば、相手は行ってみてもいいかもと思うかもしれない。パスタ好きならなおさらね!
自分の目的はデートしたい。1でも、2でも目的は同じ。自分はデートしたい。2の方が可能性感じませんか??
伝え方にも技術があるのです!
伝え方は学べる。でも、それを知っている人は少ない。
「ノー」を「イエス」に変える技術
自分の頭の中をそのまま口にせず、相手の頭の中を想像してください。
分かりやすく、先ほどの話の続きにします。
相手とデートしてほしい。相手は「初めてのものが好き」「イタリアンが好き」という情報があったとします。
「デートしてほしい」あなたのメリットでしかない。無論、あいても興味があればうまくいきます。
「驚くほどうまいパスタどう?」相手の好きなものに変わった。相手のメリットになった。
可能性が低いものでも「ノー」が「イエス」に変わりそうじゃありませんか?変わると思います。
いろいろな切り口があります。
「イエス」に変える「7つの切り口」
・相手の好きなこと
⇨相手のメリットを提示する
・嫌いなこと回避
⇨「こちら嫌いでしょ?なら、こちらの選択をしませんか?」
・選択の自由
⇨「ご飯行かない?」ではなく「A店とB店どっちがいい?」
・認められたい欲
⇨「”君に”頼みたい!」認めている言葉を先頭に使う
・あなた限定
⇨もともと人は「あなた限定」に弱い
・チームワーク化
⇨めんどうなことも「いっしょ」ならできる
・感謝
⇨「トイレを綺麗に使っていただき、ありがとうございます」
学んだ技術は今から使えます!
「強いコトバ」を作る技術
強いコトバを作るには、言葉に高低差をつけてあげるのです。
「あなたが好き」
よりも、
「嫌いになりたいのに、あなたが好き」
高低差できました。ドラマの言葉ですか?いいえ、あなたにも作れるのです。
強いコトバをつくる「5つの技術」があります。サプライズ法、ギャップ法、赤裸々法、リピート法、クライマックス法、これも学べばすぐに使えます!
・サプライズ法
⇨「驚き」をつける
「そうだ、京都へ行こう!(JR東海)」
・ギャップ法
⇨スタート地点を下げ、伝えたいことにギャップを作る
「事件は会議室で起きてるんじゃない!
現場で起きてるんだ!」(踊る大捜査線)
・赤裸々法
⇨自分の感覚・感情を赤裸々に伝える
「上を向いて歩こう。涙が溢れないように」(上を向いて歩こう)
・リピート法
⇨繰り返す
「会いたくて、会いたくて、震える」(西野カナ)
・クライマックス法
⇨前置きをつける
「ここだけの話ですが・・」
キャッチコピーと同じ考えですね!
終わりに
言葉は強い武器になります。同じ学校に通い、同じテストを受けて同じ点数とっているのに試験に受かる人受からない人。
同じ仕事してるのに出世する人なかなか出世できない人。
伝え方の技術を学び、自分の魅力周りの方に伝えませんか?
興味のある方はぜひ読んでみてください。